初めて呼ばれた誕生パーティー(昭和38年頃の話)

誕生パーティーなんて

聞いたことも見たこともない

家(私の実家)でした。

 

昭和38年頃の話です。

私の兄が小学2年の時

 

同級生の女の子の

誕生パーティーに呼ばれました。

 

誕生パーティーなんてのに

呼ばれたのは

初めてだった兄は

 

持っていくプレゼントを

母にたのみました。

 

 

 

当日

母は

大きな紙包を兄に持たせました。

 

集まった同級生のプレゼントの中

飛び抜けて大きかった

兄のプレゼントは

ひときわ目立っていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ

みんなのプレゼントが

開けられました。

 

 

兄の

プレゼントが

開けられた瞬間

 

 

ガガガガガーン

瞬時に

恥ずかしさで

兄は

下を向いたそうです。

 

大きな紙包の中身は

洗濯用粉石鹸でした。

 

 

その場は大きな笑いに

包まれたそうですが

 

恥ずかしさで

下を向いた兄の気持ちを思うと

同情します。

 

 

さぞ

母を恨んだことでしょう。

 

 

その後数年の月日を経て

高校生になった兄は

偶然その誕生日の少女

と出会いました。

 

あの悪夢の粉石鹸のことを

話題にされたそうですが

 

そのときは

ともに

涙を流しながら

大笑いしたとのこと。

 

 

良かったですね。

悪夢が

お笑いの種になって。

 

私も

大いに

笑わせてもらいました。