社内生産性を上げるべく
業務の棚卸しをしました。
どこか
ムダに時間がかかっていないか?
ムダにコストがかかっていないか?
チェック。
商品の受発注
伝票発行、配達、請求書発行、
入金処理、支払い処理
などなど
一連の流れを社内担当者に
聞き込みしました。
あるあるある
小さな要カイゼン箇所が
まずは
請求書発行業務からカイゼン
に取り組むことにしました。
この業務は
何度もカイゼンしてきた業務でした。
すでに取り組んだカイゼンを
いくつかご紹介します。
◆すでに取り組んだカイゼン
①手織りから紙折りき使用へ
請求書、コピーカウンター明細書、ちらし
などを封筒に入れるのに
手織りしてました。
織り機(約4万円)を導入したおかげで
2人で8時間かかっていたのが
2人で5時間くらいに短縮できました。
ちなみに
2人がそれぞれ3時間残業をしていたとしたら
(パートと正社員二人分で2,242円/時給)
月に6,726円の残業代が
発生していたことになります。
それが、
織り機導入後はなくなるので
6,726円✕6ヶ月=40,356円で
6ヶ月で織り機の代金を
ペイできることになります。
何よりも
大量の紙の手織りという
疲労とストレスの
減少が大きな成果だと思います。
②専用機発行からコピー機発行へ
次に
請求書を専用の伝票から
コピー用紙に切り替えたことで、
14万3千円のコスト削減ができました。
たまたま
古くなった伝票発行機を
買い換えなければいけない状況になり、
購入(約13万円)すべきかどうか迷ったときに
コピー機でできないかやってみたところ
弥生販売ソフトの中に
用紙を選択できるようになっていて
コピー用紙でできることがわかりました。
「なーんだ、できるんだ」
ってことで
以外に簡単に切り替えることができたのです。
また専用の請求書は
1万セットで7万1千円。
だいたい1年間で消費していました。
A4のコピー用紙1万枚は
7,900円ですから
差し引き63,100円のコスト減。
それからプリントアウトするのに
カウンター料金はモノクロ1枚5円として
1万枚で50,000円。
63,100円ー50,000円=13,100円
専用機13万円と
用紙変更の差額13,100円で
143,100円のコスト削減ができました。
細かいことのようですが
中小零細企業には必須です。
この細かいムダな作業の積み重ねが
残業のもとになり
ムダなお金の発生の
もとになっているのです。
しかも誰も気づかないまま
何年も繰り返されていくのです。
お客様が増えれば作業も増え、
時間もかかるわけです。
残業も増え
ストレスも増えてくるのです。
そして
人手不足だ、人手不足だ
と言うようになってくるのです。
◆これから取り組む予定のカイゼン
①請求書のメール配信
紙での請求書発行を
メールでの配信にしたいと思っています。
担当者と打ち合わせをして
お客様の了解を得て
2020年1月
まずは10社様から
テスト配信したいと思います。
開始できたら
また詳細をご報告します。