超スーパーぼけ

私が

大学受験の

浪人生活をしていた頃の話です。

 

 

ねじりはちまきに

英単語帳

 

トイレに行くときも

おふろに入るときも

英単語帳を

携えていました。

 

のどが渇いたので

牛乳でも と

冷蔵庫を開け

ゴクンゴクンと飲みほし

 

さあ勉強再開

 


英単語帳がない?

 

今の今まで手にしていたのに

 

もしかして

トイレ?

 

ない

 

もしかして

机の上?

 

ない

 

もしかして

食器棚?

 

ない

 

まさかゴミ場箱?

 

ない

 

ええええええええ

どこどこどこ

私の英単語帳

 

いやいやいや

落ち着こう。

 

落ち着いて考えよう

牛乳でも飲んで

 

冷蔵庫を開け

牛乳を手にした瞬間

 

眼に飛び込んできました

英単語帳が

 

ええええええええええ

冷蔵庫に

英単語帳?

 

あー はっはっはっはー

 

もう

笑いが止まりません

 

冷蔵庫に

英単語帳

 

 

メガネを探してたら

頭にメガネ

 

携帯電話で写メろうと

携帯電話を探していたら

電話として使っていて

左手で持っていた

 

なーんて

ばかなこと

やってる人

いません?

 

そう

超スーパーぼけなんです。

 

有り得んこと

 

 

たま〜に

やってます。

 

 

とても

自慢できることでは

ありませんんが

 

自分は

超スーパーぼけだと

自覚できてると

 

 

例えば

言った言わなかったで

争いになる場面で

 

 

「言ったつもりだったかもしれない」

 

「指示したつもりだったかもしれない」

 

「自分の誤解だったかもしれない」

 

思えるわけです

 

 

「自分は絶対言った。

あの人が聞いていないんだ」

 

「自分は紙で指示した。

あの人が忘れたんだろう」

 

「自分の性ではない、

あの人の伝え方が間違っていたんだ」

 

なんてことには

あまりならないわけです。

 

 

それに

コミュニケーションにおいても

確認事項がわりと

慎重に行われるという

メリットもあるわけです。

 

 

ねっ

 

そう考えると

超スーパーボケも

 

まんざら

悲観することでもないかな

 

なんて

思ったりするわけです。