「古代の人々は、花のひらき、水の流れ、木のうねり、
星の巡りといった自然の現象に心を動かされ、
その美しさや秩序、そしてそこに宿る力に『かたち』を与えました。
たとえば、『ロータス』は再生と生命の象徴として
『パピルス』は智慧や文明の根源として
そのすべてに、自然への感謝と畏敬の念が込められています」
ーー上記文章はchatGPTより抜粋ーー
chatGPTで「モチーフ」について調べていた時、上記の文章に出会いました。
「なんて素敵なんだろう」と思いました。
普段、生活の中でいろいろなモチーフ(模様、図柄、意匠)を目にします。
その中に紀元前3千年くらいの時代に生きていた人たちが
自然から得たインスピレーションをカタチにしたものがたくさんあります。
遥か古代から現代まで脈々と受け継がれていることに驚きます。
いくつか拾い上げてみます(chatGPTより抜粋)
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<ロゼッタ>
語源:「ロゼッタ」はイタリア語で「小さなバラ」を意味し、ラテン語の「rosa(バラ)」に由来します。
形状:放射線上の花形、円形または楕円形が主流です。
インテリア:モダンなインテリアにひとつだけロゼッタを取り入れることで、空間全体に「品格ある遊び心」を加える演出が可能です。
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<パルメッテ>
語源:古代エジプト発祥。パルメッテは、パピルスやロータスのスタイライズされた表現として生まれました。これらは上下エジプトの統一や再生、太陽と結びつく神聖な植物モチーフでした。
形状:扇型に広がる葉(フロント)が基部から放射状に広がる構成が基本です。
インテリア:建築装飾の定番デザインとして、柱頭、額縁、フリーズ、陶器、テキスタイル、インテリア装飾など幅広く使われています。
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<ロータス & パピルス>
語源:パピルスは古代エジプト北部を象徴する植物、ロータスは南部を象徴する植物で、共に再生や王権と結びつく神聖なモチーフです。しばしば一体として象徴的な構図で用いられました。
形状:ロータスは蓮を、パピルスは葦をモチーフにしています。
インテリア:建築や家具などでは、柱頭装飾やメダリオン、壁紙模様に応用されています。
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<ヴィトルヴィアンスクロール>
語源:古代ローマの建築家ヴィトルヴィウス(Vitruvius)の名にちなむ装飾文様です。
形状:波(wave)や巻物(scroll)を連ねたような連続パターンになっています。
インテリア:「美」「秩序」「時代を超えた普遍性」を象徴する装飾モチーフです。空間や製品、視覚表現に取り入れるだけで、歴史の重みと美意識が加わります
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インテリアの勉強をするまではただ見ていただけの図柄でしたが
それは「いのちのリズムをカタチにしたもの」だったんですね。
そして「人と世界をつなぐ記号であり、美しいと感じる心を可視化した
文化の痕跡だったんですね。
古代の方々の感性に感動です!!!



