2月26日、
今日は実家の父の命日です。
父は大正6年生まれでした。
家が貧しく尋常小学校を卒業すると
漁師の家に身売りされたそうです。
第二次世界大戦では
海軍の船で炊事夫をしていたそうです。
父から戦争の話を聞くことは一度もありませんでした。
ただ、
軍艦に乗って海外へ行き、
東南アジアの海を潜りまくった話は何度か聞きました。
今思えば、
身売りされた漁師の家から離れて
自由になった身が嬉しかったのかもしれません。
戦後
がむしゃらに働いたそうです。
起業して200名くらいの社員を
雇用する会社に育て上げたんですからすごいです。
まあ、いろいろあって、会社をたたんで
新たな会社を起こして
5人ほどの会社になりましたが、
亡くなる寸前まで業界新聞を読んでいました。
3年ほど
父の会社を手伝っていたことがあって
「入るお金と出ていくお金を
しっかり掴んでおきなさい」
とよく言われました。
父のお仏壇に手を合わせ
「いつもありがとね。おとうさん」
とお礼を言いました。