読みましたよ。
「僕には鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴著。
養老孟司氏が「楽しんでやっている人にはかなわない」
と絶賛しているのがわかりました。
「森に通って観察と実験を繰り返していくうちに、
いつしか僕の世界は鳥たちの世界とつながり、
次第にかれらの会話や思考がわかるようになったのだ」
と書かれているように
その地道な実験と細やかな観察は
ワクワク感いっぱいで楽しんでいるのが伝わってきます。
そして慈愛に満ちているのです。
「うちの両親にはシジュウカラ語を教えてあるので、
かれらの警戒声をたよりにネコに気づくことが多い。
『ピーツピ、だからネコが来てる! お父さん追い払って!』
と母が言うと、父はあわてて庭に出ていく。
シジュウカラ語を理解する母と、
ネコを追い払う父。素晴らしい連携プレーだ」
なんと、ご両親もシジュウカラLove Loveなんです。

「シジュウカラ語の研究を通して、はきりとわかったことがある。
それは、やはり人間は”井の中の蛙”だということだ。
人間だけが言葉を持つと決めつけていて、
鳥たちの言葉の世界に誰もきづかず過ごしている」
「同じ場所に住んでいるのであれば、他の種類の動物の言葉も認め、
理解し、生きていくのが、動物として当たり前のこと・・・」
と鈴木俊貴さんは書いていらっしゃいます。
そうなんですよね。
いつの間にか人間である私は
自分の五感でキャッチできないことは
認められないようになってきているんですよね。
他の動物の言葉もキャッチできないし
人が住みやすいように自然を変えていこうとしているし・・・
よし、とりあえず、
鈴木俊貴さんの「カエル人間救出作戦」を応援しよう!
「鳥たちの言葉の世界と人間の世界をつなぎ、
もう一度、自然を正しく観察する目を人類にインストールするための
SNS作戦、講演会作戦、教科書作戦、ラジオ作戦、
テレビ作戦、『僕には鳥の言葉がわかる』作戦」と
鈴木さんが精力的に動いている活動のの一躍を担う動きをします。
手始めに、このブログから配信から・・・。

